読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
2010年以前発行分の感想は本舎の漫画感想に、2017年以降分は漫画感想2017~にあります。
テラフォーマーズ
2017年04月10日 (月) | 編集 |


火星のテラフォーミングが大詰めを迎え有人の宇宙船が火星に向かっていた。しかし移住可能のための気温上昇に使った生き物が独自の進化を遂げ人間に襲いかかってくることになる。
人口爆発の解決策として火星のテラフォーミングが進められていた。苔とある生命力の強い生き物を火星に置き人間が移住可能なだけの気温を上昇させる計画だった。計画は大詰めを迎え、その生き物の駆除班が火星に向かったのだが、その生き物は独自の進化を遂げ人間を襲っていく。
平たく言うと隆々な肉体と人の形に進化したゴキブリと、他生物の遺伝子?を取り込んだ強化人間の戦いの話。背景はわりとしっかりしたSF設定があり、行き当たりばったりのパニックものではないのだが、ストーリーはバトルもの、といって差し支えない。といっても駆除する側の人間の込み入った過去や人間描写も密に描かれている。いろんな意味でインパクトがありストーリー性もエンタメ性も兼ね備えていると感じる。

作:貴家悠 画:<たちばなけんいち>橘賢一
ヤングジャンプコミックス / 集英社
ジャンル:青年・SFアクション / 好み度:★★★☆☆
極黒のブリュンヒルデ 岡本倫
2017年04月10日 (月) | 編集 |


幼少時、事故で死なせた幼馴染みが忘れられず、彼女との約束のため天文部に在籍し宇宙人を探している男子高校生。彼のクラスに幼馴染みとうり二つの少女が転入してくる。浮き世離れした彼女にはある秘密があった。純愛とSFのダークファンタジー活劇。
主人公の少年が、心の大半を占める亡き幼馴染みと同じ顔の少女と出会ったことから話がはじまる。少女の秘密とは秘密裏の研究機関による超常能力の保持と、特定の薬を飲み続けなければ身体の維持ができないということで、どうも少女のほかにもうひとりの少女はその機関から逃げてきた模様。
著者らしい重い設定を背景にしたボーイミーッガールから始まる物語。生き延びる難易度がかなり高い設定と展開でせつなすぎるが、なんというか悲壮感が既作品より若干軽めな気がして読みやすい印象。既作品にくらべライトなノリが比較的多めだったからだろうか。いや・・しかしやっぱりヘビーだよね。薬飲まないと溶けるとか爆弾埋め込まれてたりとか。今後次々とサブヒロイン的な立ち位置の刺客が出てきて各々の物語における役割を担っていくんだろうか。やっぱエルフェンリートと似た感じの話みたいだなあ。限られた時間を謳歌したい少女というシチュエーションとか。今作品の主人公はなにかしら特異なものを持っているようではあるが。

岡本倫
ヤングジャンプコミックス全18巻
ジャンル:青年・SF・ドラマ / 好み度:★★★☆☆