読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
2010年以前発行分の感想は本舎の漫画感想に、2017年以降分は漫画感想2017~にあります。
氷菓ほか短文感想
2017年04月16日 (日) | 編集 |
2012-4
氷菓(1) (角川コミックス・エース)
米澤 穂信 西屋太志(京都アニメーション)
やらなくてもいいことなら、やらない。やらなければいけないことなら、手短に。を信条とする省エネ男子は、姉の命令で「古典部」に入部することに。そこで好奇心旺盛な名家の少女と出会い、気が進まないままに彼女の情熱に押され彼女の疑問の答えを探すことになる。学園+人が死なない推理サスペンス+青春物語。小説原作。アニメ化されアニメを先に視聴して読了。原作というよりアニメのコミカライズのよう。作画もアニメの絵柄に非常に近く、マンガとしてもかなり読みやすい。アニメでわかりずらかった部分の補完として大いに楽しめた。複数巻。★★★★☆



崖っぷち天使マジカルハンナちゃん1 (バンブーコミックス)
佐藤 両々
魔法少女のお約束・うさんくさいマスコットキャラにより魔法少女の力を与えられ、アラサーなのに魔法少女になってしまったOLを主人公にしたドタバタコメディ4コマ。魔法少女になったのはほぼ事故?ぽく、マスコットキャラにはばばあと罵られるわ、彼氏にはフラれるわ、生活状況も人間関係もグダグダな心労ばかりがかかる日常。涙なしには読めない・・。救いが全くない;;主人公が望んだわけでもないのにネコキャラの罵倒はほんと首を絞めたくなるっす。



私は利休 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
早川光 連打一人
お茶の世界の若き家元の茶道教室に訪れた茶の世界は素人の女性編集者と同僚の青年。女性は家元のみ関心があるのに対し青年には光るセンスがあり、家元はそこに目をつける。会社では使えない人材とされたが骨董の目利きの才がありそちらの道に進もうと想っている青年を、家元の弟子となった女性は茶の道に引き込もうとする。そうしているうちに青年は利休の生まれ変わり?という演出が。あらすじがまとめにくいが物語の流れはさほど難解でも突拍子がないわけでもなくさらりと読める。題名に関わる展開が1巻の最後に出てきて引きのよさも絶妙。主題からかちょい地味目な印象だがドラマチックな展開も期待できそうな内容。複数巻。★★★☆☆



2012-3
咲日和 (1) (ビッグガンガンコミックス)
木吉紗 小林立
麻雀美少女漫画・咲のスピンオフというかパロディ?的4コマ漫画。咲の登場人物たちのゆるくもほんわかとした日常を主題とした内容。ファン対象作品ではあろうが、原作を知らなくてもまあ読める内容だと思う。まあキャラが多いのでそれなりに予備知識があったほうがいいかな。キャラ描写にあざとさはわりと少なくてほのぼのとした気持ちで読める内容。逆に言うと印象に残りにくいおやつ的な内容とも言えるが。★★★☆☆



まおゆう4コマ 「向いてませんよ、魔王様」(1)(マジキューコミックス)
七積 ろんち 橙乃 ままれ 水玉螢之丞・toi8
まおゆうの4コマパロディコメディ。おそらくは本編のストーリーに沿った内容で、ただ魔王様は向いているようで向いていないキャラになっている。聡明そうでドジ要素が多分に含まれていたというかんじというか・・上手く言えないけど面白いタイトルなのは確か。特定の場面を切り取ってのパロディではなく物語の流れはわりと筋道だっているので本編はほんのり設定を知っている程度でも十分楽しめると思う。4コマ形式でとても読みやすい絵柄なのも好印象。★★★★☆



2013-4
ひよっこのーと (角川コミックス・エース・エクストラ)
陽菜子
看護学校に入学した主人公と学校で出会った友人達の学校生活や看護学校ならではの実習の様子などを描いた4コマコメディ。学校のカリキュラムの話はリアルだと思うけど作風は萌えというか漫画的メルヘンとかコミカルな設定が特化したかんじ。まるくかわいい絵柄と看護天使見習いの初々しさがツボの作品だった。医療系の知識はともかくベッドメイキングとかもするんだなあ。専門職なので覚えることがめっちゃあってびっくりする。尊敬。2年にあがったところで終了。ネタ切れか大人の事情なのか・・。



2014-4
ボク恋コンダクター 1 (バンブーコミックス)
坂巻あきむ
幼馴染の少女の恋を応援する事になった少年を主人公にした切なくも初々しい恋物語を描いた4コマ漫画。過去の自分の選択・行動とか、突如自覚した自分の恋心に揺れる主人公と、一途に自分の恋を育てる少女。自覚した恋を伝えられない立場となった主人公のせつなさがなんともかんとも。脇役を含め、どの子も良い子。そんな彼と彼女の、思春期のまっすぐな恋愛模様が見所。ただただゆるいお話もいいけど、こういうのも好み。複数巻。★★★☆☆



アビス 長田龍伯
2017年04月16日 (日) | 編集 |


気がつくと奇妙な部屋にいた少年。記憶が全くなく、自分の手にはスイッチのような器具が握られていた。そして周囲には奇妙な形をした自分たちを襲う怪物がうごめいている。少年と同じ状況に置かれた男女と合流し、脱出を試みるサバイバルアクション。

主人公の少年は気がつくと廃工場?のようないくらか浸水した部屋で目覚める。手には見慣れないスイッチのような器具があり、人を探すうちに周囲には異形の怪物たちがうごめいているのを知る。怪物は人間を襲うようで間一髪で同じ状況に置かれた男女に助けられ彼らと合流する・・というはじまり。
閉鎖されたパイプとか業務用エレベーターとかがある廃工場のような建物から、人を襲う怪物から逃れつつ脱出を試みるというサバイバルアクション、のよう。主人公が持っていたスイッチ?は他者も持っており、どうやらスイッチを押すことで各々違う特殊な能力が発言するらしい。主人公が最初に押しても無反応だったのはある条件が必要だから、というのが後々わかる。
サバイバルではあるが、運や体力も必要ながら、複数人の協力、つまりはサイコキネシスやテレポートなどおなじみの超能力を組み合わせ、が重要になってくるというところが興味深い構成。作画はちょっと懐かしさを覚える絵柄、背景はその設定からわりと描き込んでいるのも特徴かな。往年の脱出映画のような雰囲気というべきか。きちんとした設定と構成で見応えがあるように思う。

<ながたりゅうはく>長田龍伯
少年マガジンコミックス全8巻 / 講談社
ジャンル:少年・サスペンスアクション / 好み度:★★★☆☆