読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年1月以降発行タイトル対象。
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短文感想
2017年05月01日 (月) | 編集 |
2012-05
赫焉のヒナギク : 1 (アクションコミックス)
砂原真琴
主人公の女子の薙刀による退魔系アクションもの、かな。祖母に習った型が一般的ではないと言われ続け憤りを感じる主人公。その型は人間相手のものではなく、敵の天狗を屠るためのもので、狐、過去の僧の魂の出会いからそれが明らかになっていく。退魔ものだが複雑な人間模様というかドラマもあるよう。手数を増やして魅力を上げようとしているがどうもちぐはぐ感が否めなかった。個人的にめんどくさい人間関係とか策謀とかが好みではないのもあるのだが。アクション描写は美しい。複数巻。



黒猫DANCE(1) (月刊少年マガジンコミックス)
安田剛士
若き時代の沖田総司を主人公にした新撰組もの・・なのだが、黒猫が物語の主視点のよう。幼少時の沖田に未来の記憶がある?どうも繰り返しの物語っぽい?話の流れは史実に沿ったかんじでSF要素が入った話なのかな~。どう続きが転ぶのかは気になるところだが・・。にしても沖田の幼名の漢字ってわりといろんなパターンがあるんですな。知らなかったよ。複数巻。



ヤング ブラック・ジャック 1 (ヤングチャンピオン・コミックス)
大熊ゆうご 田畑由秋 手塚治虫
題名通り若き日のブラックジャックを描いた物語。1960年代、当時の世相を絡め、医大生時代の彼を描く。医大生だが神の手はすでに在り、しかし立場・状況的に周囲に翻弄されていくかんじ。無免許医の礎を築く展開は胸熱。そして作画が超美麗で黒男さん無駄に色気満載。えー・・(笑)ただ、当時の風潮というか空気というかをよく知らない読み手には少々難解でとっつきにくいかもしれない。複数巻。



まんがーる! 1 (アース・スターコミックス)
玉岡かがり ヤス
創刊される漫画雑誌の編集部を舞台にしたゆるゆるコメディ。ちなみに編集部も連載作家も女子ばかり・・かな。素人同然な編集者たち、遊んでばかりのだらしない編集長、編集長とくされ縁でひとりてきぱきと切り盛りする苦労性の副編集長が織りなすドタバタ。お仕事業界モノかと思ったが編集部を舞台にしただけのギャグ漫画と言って良いと思う。作画担当がキャラを見せる能力が高いのでそれなりに楽しめるが、編集長の仕事ナメすぎテンションが気になって話に入れず個人的にいまひとつ。複数巻。



2013-9
鎮守の森のユニコーン (ヴァルキリーコミックス)
武礼堂
神獣が多く存在する鎮守の森。その真ん中にある高校の生物教師と都会から越してきたばかりの女子生徒と森に住む神獣たちのドタバタハートフルコメディ。神獣といっても可愛らしい風貌。彼女たちは駄菓子が大好きで生物教師の生態調査目的の餌にかかったり、おやつですったもんだあったり、神獣同士のドタバタがあったり、高校のイベントに神獣が参戦したり・・。テンション高めのファンタジックな現代日常もの、といったところか。ほのぼのと可愛いさのなかにドタバタ演出が迫力と躍動感があって良い。話のまとめには身も蓋もない背景やしんみりするシリアスでまとめられている。余談だが神獣たちのデザインは大昔の美少女オカルトバトルアクションを思い出すわあ。あれはもっとエグかったが。続編は電子書籍のみで発表されている。著者名は、はまむらとしきり&村正みかどの共著の名前のよう。



2014/5
暁の明星 1 (少年チャンピオン・コミックス・エクストラ もっと!)
きづきあきら サトウナンキ
革命前のフランス。優しい婚約者もいる貴族の令嬢は、兄の放蕩が原因で一旦修道院に入ることになる。実は令嬢はその実兄に秘かに恋慕しておりその罪から逃げるためでもあった。しかしその修道院の実体は貴族の娘をある過酷な状況に置かせる場所だった。神への信仰でもって自身を貫こうとする主人公、主人公に恋慕しつつ歪んだ行動にでる貴族の男性、主人公を奪還しようとする実兄と婚約者。著者らしい生々しくも眼が離せない展開が続く。信仰心の深い女性の描写は久々に見たので新鮮だったかも。主題以外では当時のドレス姿の絵面が見応えがあった。



2015-01
18歳にできること (あすかコミックスCL-DX)
さがのひを
17歳は夢見がち・18歳にできること・金曜日のhみつ・おまたせしました・19歳のないしょごとを収録したBL短編集。表題作シリーズは、関西が舞台のクラスメイト同士の高校生恋愛もの。夢の中では仲が良い、でも現実にはそうでもない男子同士。なんで地方舞台なのかなと思ったら主人公が地元が好きで進学も地元、という設定を活かすためのよう。クール系攻とごくごく普通系受。ふたりのやりとりとぎこちなくも互いの気持ち、自分の気持ちを自覚していく様が良い。二人の関係のあり方とか選択とか、定番ながらドラマとしての枠組みはしっかりしている。読み心地のよい作風。シリーズ以外では先輩と眼鏡リーマンの、主人公片想いから始まる話もよかった。



2015-10
アイツが王子で、俺が姫!? (アイズコミックス)
くろやまてる
表題作シリーズほか僕の嫁は上司です・恋愛オフサイド・お願い、おさわりは我慢してを収録したBL短編集。家庭の事情で幼馴染みの家に居候することになった主人公。主人公は幼馴染みは美少女姉妹だと思っていたらイケメン兄弟で、しかも彼らは主人公にベタぼれでなりふり構わないアプローチを受ける。主人公愛され3Pもの。話のパターンとしては王道で特筆すべきものはないがラブコメの質は高い。絵も線の処理が丁寧で読みやすく好み。攻が受にベタぼれで押せ押せ展開や描写多めの話などわりと多彩だったかな。



2011-8
らくせん 1―わが日本に王子系 (電撃コミックス)
蕗野 冬 芝村 裕吏
大陸で武仙の修業を終え世界征服も難なくできるようなイケメン青年が恋をしてみたいと日本にやってきて、後ろ向きな志向?の女子に一目惚れをして、あるトラブルを退けたことから女子の家に居候することになるというはじまりの話。現代日本を舞台に中華系ファンタジー活劇とラブコメを足したような話。公道を馬で移動とか突拍子もない絵面があったりするが武仙の純粋な気質というか人徳というかでその場違いな行動が帳消しになっているかんじ。ヒロインのキャラ設定とか正直微妙というか違和感を覚える部分もあるにはあるが総じて読後感は良し。複数巻。



2011-8
ベン・トー zero Road to witch (ジャンプコミックスDIGITAL)
柴乃櫂人 アサウラ
たぶんラノベコミカライズ。題名からわかるとおり本編より前の時系列の話。本編では二つ名を持つ狼だがこちらはごく普通の生活に若干の物足りなさを感じる一人暮らしの普通の女子。知らず弁当半額タイムのスーパーに入り、狼たちの戦いと遭遇、魔道士の男子と出会う。つまるところヒロインが狼になる経緯を描いた話。半額弁当争奪の中二的テンションとアクション、スーパーの弁当グルメっぽいネタが見所。作画の表現力が高めなので思ったより面白かった。