読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年1月以降発行タイトル対象。
感想はブログにある記事以外にも、タイトル・作者順の目次のある本舎の漫画感想にも多数あります
宮田書店へようこそ! 水あさと短編集
2017年08月11日 (金) | 編集 |


帰れない二人・ファミレスの住人・制服の下にある魔法・たべる部・宮田書店へようこそ!・デンキ街の本屋さんみかんBOOKの場合を収録した短編集。
帰れない二人。ヒロインは嫌いな男子から告白され逃亡する。自分の部屋で悶々としながら男子が嫌いな理由たるそれまでの学校生活を回想する。そしてヒロインは男子に対してある行動を決める。なんつうかこそばゆくなるほどにいとおしい青春回想劇の後の結末的演出が絶妙。冒頭のカラー一枚絵からストーリーが出来た作品だそう。
ファミレスの住人は、ファミレスで男子2人と後から来た女子1人で繰り広げられる熱いファミレス議論。値段とかメニュー組み合わせとかファミレスの禁断の裏技的使い方とか(まねしないでください)。熱いというか夜中におきるみょーなテンションを彷彿とさせる。そしてファミレス議論からのラブコメ展開にこそばゆくなる。良い。
制服の下にある魔法は、制服を着ると様々な超能力が使えるようになってしまった男子女子の話。こちらもけっこう突き抜けた方向性とテンションの高い会話劇が楽しめる。
宮田書店へようこそ!は、デンキ街の本屋さんみたいな話のオタ系じゃない一般書店バージョン。こちらはこちらで面白い。
街の本屋さんみかんBOOKの場合は題名通り本編のスピンオフ、主人公達の勤務する書店のライバル書店の話。

水あさと
MFコミックスフラッパーシリーズ全1巻 / メディアファクトリー
ジャンル:青年・青春・ドラマコメディ / 好み度:★★★☆☆
朱月のアゲハシリーズ
2017年08月11日 (金) | 編集 |


警視庁捜査一課所属・青年にはある捜査協力者がいる。黒髪白皙の美少女で特殊な方法で事件の解決の糸を見つける。彼女は人でなく吸血鬼、彼女の求める代価は依頼者たる青年の血。吸血鬼と異常犯罪のゴシックサスペンス。
前に別出版社で一度発表された作品の焼き直しタイトル。主人公と吸血姫の基本的な設定や関係は同じく、犯人の異様な少年も登場する。前の作品はレーベル的にベッドシーンなどに多くページが割かれ物語としてはぶれまくっていたように思うが、今回は全年齢系なのでそれなりにストーリーものとして読ませる内容になっている。
とはいえ吸血鬼の少女が事件を解決する推理ものではない。今度こそ外に出ない吸血鬼少女の安楽椅子探偵ものかと思ったが、その設定は物語の取っかかりにすぎず、事件ものといえばそうなのだが、やはり犯人も含め猟奇・ゴシック・ファンタジーの要素の方が色濃く出た内容だった。吸血姫の妖しくも幼い美少女の絵面は眼福ではある。

桐原小鳥 / 角川コミックス / 角川書店
朱月のアゲハ全2巻 / 荊冠のアゲハ 全1巻
ジャンル:青年・サスペンス / 好み度:★★☆☆☆
てーきゅう
2017年08月11日 (金) | 編集 |


亀井戸高校テニス部員の4人の女子たちがテニスしたりしなかったりする学園生活や日常を描くナンセンスギャグコメディ。
テニスができないボケ生産機で言動の激しい小ぶりな女子、変態ここにきわまれりとつぶやきたくなる関西弁女子、常識の範囲を超えまくりお金の使い方が変すぎる天然お嬢様、そんな斜め下な行動をする先輩達に振り回されるツッコミ役っぽい立ち位置の後輩女子が織りなすボケてボケて突っ込んでな会話ややりとりを楽しむギャグコメディ。
ギャグネタはあさっての方向に向かうナンセンス系で、庭球という題名だがあまりテニスはしていないという。テニス場で部活をしている場面なのにテニスしてない(笑)
キャラ設定とそれに伴う予測できないキャラの言動が素晴らしい。可愛らしい女子がいろんな意味で残念なベクトルに向かうところが見所のよう。よくこんなの思いつくなというかんじ。
このタイプの作品は感性が合えば面白い傑作なのだがそれほどでもなければガチャガチャしてるだけの話になるんだよなあ。個人的には面白いエピソードとそうでないエピソードの差が激し方のだがトータルで良作だった。

原作:ルーツ  漫画:Piyo
アース・スターコミックス / アーススター
ジャンル:青年・ギャグ / 好み度:★★★☆☆