読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
2010年以前発行分の感想は本舎の漫画感想に、2017年以降分は漫画感想2017~にあります。
ハコニワ喜劇 睦月むつき
2017年08月15日 (火) | 編集 |


1巻目は柴立くんと志堅原さん/M441☆/怪人No.505 強襲ウサギ怪人!/世界制服征服/メランコリック卑弥呼様/インターバルノエル/100年目のイケニエ/片恋迷子/0-女/ミカガミサマ/トラウムメディカル8.5/ハコニワを収録した残念系ヒロインコメディ。
生まれつき羽が生え周囲を魅惑していた女子高生に告白されて断ったら異世界迷子の超展開が待っていたバカラブコメや二人で一人前(ひとりだと半人前)の夢で人間を癒やす夢羊コンビの話、人から忌まれる口避け女が男子高校生に惚れられ戸惑う話とか。
どの話も残念だったり、思考ベクトルがズレまくり脊髄反射のように行動に移すタイプだったりと、残念というか予測不可能な展開を見せるヒロインの話が多い。著者のカラーなんか、これ。こういうキャラが作れるってすごいなあと思う。人物のやりとりや会話劇のボケツッコミのノリも絶妙。台詞回しもセンスがあってツボる。台詞回しで一番好きなのは100年目のイケニエかな。
わりと定番の題材を使って独特のひねりかたをする構成が特徴。読んでいてそこかい!と心のツッコミがついつい入ってしまう。どの話も軽快なテンポにわりとハッピーなオチ。明るくて楽しい気持ちにさせる。ちょっとしんみりした話もあるがじんわりとした感動がくる。
1話ごとの頁数以上に楽しめる作品集だった。2巻目は1巻目と内容が異なり変わり成人系青年雑誌に掲載された作品を集めているのかはじめから終わりまでピンク色。ちょっと注意されたし。

睦月むつき
ビームコミックスハルタ / エンターブレイン
ジャンル:青年・コメディ / 好み度:★★★★★
どーにゃつ コザキ・ユースケ
2017年08月15日 (火) | 編集 |


荒廃した人の居ない街には、どーにゃつという猫のような不思議な生き物たちが生きている。彼らの日常を描くゆる系SF冒険活劇。
舞台は荒廃した街。建物は崩れ人っ子ひとり居ない。そんな場所に1匹の生き物が。猫のようだが身体がドーナツのよう。自分が何者かなぜこの場所にいるのか・・記憶がなくさまよっていたところ、同族のような仲間と出会う。
窮鼠猫を噛む、ではないが、主人公達には天敵がいる。それらはネズミのような生き物で軍隊のようなコミュニティを築き主人公達を捕縛及び捕食する。原始時代のマンモスVS人間みたいなかんじ。
可愛い造形のキャラたちによる荒廃した都市を舞台にしたサバイバルものといっていいのか。知能が高い者もいれば猫本能前回の者もおり、個性がきっちり別れているだけに彼らの生活描写はちょっと楽しい。ほのぼのな日常っぽさもあれば弱肉強食的なハラハラ感もある。シビアさとゆるさの同居という面白い構成。
そして一巻終わりくらいにガチなSF要素が投入されかなり驚く。ゆるいキャラが主人公だが内容はけっこう骨太でカルトなSFなのだろうか。

コザキ・ユースケ
ヤングガンガンコミックスSUPER / スクウェアエニックス
ジャンル:青年・SF / 好み度:★★★★☆