読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
2010年以前発行分の感想は本舎の漫画感想に、2017年以降分は漫画感想2017~にあります。
僕の彼女は女子が好き 門地かおり
2017年08月16日 (水) | 編集 |


社会人になって自分がレズだと自覚した女性の、純情と色欲の狭間にゆれるエキセントリックな言動を始めとして周辺の面々の様々な恋愛と人間模様を描く百合と下ネタと恋愛の入り乱れ狂想曲コメディ。
主人公は社会人バレー団?か何かに所属する女性。青春時代の彼氏との出来事から自分は潔癖症だと思っていたが、更衣室で同僚の可愛い女子とのひょんなやりとりから自分が女性が好きなレズだったと自覚する。そして吹っ切れた主人公は同性のうまみを利用し女子ウオッチャーとなる・・。そんな中、実業団選手のイケメン男性コーチがやってくる。コーチは主人公にアプローチをするが当然無視され主人公がレズだとわかってもなお・・・。
報われないのに主人公がレズでゲスとわかっていてもアプローチを続けるMっ気が目覚めたコーチ、コーチの清楚可憐な妹目当てになんのかのとコーチとつきあう主人公、主人公の最初の片恋の女性は彼氏持ちだがその彼氏女装子らしいし、ニューハーフ(単に女装子?)の子も登場し、わやわやな人間相関に。
主人公の心の雄叫びのテンションは半端ないしコーチの妹は清楚可憐ゆえに性関係の思考展開がズレて暴走してるしどの登場人物もなんかベクトル違うけどいろんな意味ですごい。百合恋愛じゃなくて下ネタギャグ漫画だろう、これ。
後半では男性コーチのEDの話になっていろいろ不憫。主人公にさえ出会わなければ・・・(涙)そして読み終わって誰もが思うだろう。お前の彼女ちゃうやん・・と・・。
BL作品でも百合恋愛でも著者のカラーはかわんないなあとしみじみ思う。唖然とする面白さがたまらなかった。

門地かおり
ウィングスコミックス全1巻 / 新書館
ジャンル:百合・恋愛・コメディ / 好み度:★★★☆☆
カツ婚! シリーズ
2017年08月16日 (水) | 編集 |


30婚-miso-com-に登場する女性キャラ・蝶子による、恋愛・婚活アドバイス・レクチャー漫画。
著者の既作品に登場するゆるふわ系ゴージャス女性キャラが、モテない・婚活の成果が薄い・恋人が欲しい人たちの悩みを聞きアドバイスをするというコンセプトの話。レクチャーもののような堅苦しさは少なく気の知れたメンツでの飲み会で行われる議論みたいなかんじ?上手く言えない:
自分磨きと男性にウケる努力は方向性が違う、男性と女性の感性の違い、自意識とモテたい気持ちの乖離などなど。辛口、というより真理をズバッと言うかんじかな。女性キャラだけの談義ではなく男性キャラによる臆面も無い男性の言い分も語られているところがミソ。女性キャラが男性はこうだああだというだけでなく、男性キャラが男性はこうだと語る(逆もしかり)し、ヒロインの語り口が理路整然としているので存外説得力がある。会話の演出と強調したいところの絵面とか綿密に組まれているなあとも感じる。
男女の喧嘩や行き違いは性差による感性の違いからくるんだなとか、いろいろと目から鱗なことが多った。まあ大多数の男女に当てはまる、というだけで例外ももちろんあるだろうが。個人的には自分女性だけど男性の思考に近いことが結構・・・・orz

米沢りか
カツ婚! 恋に喝!篇 / 愛で勝つ!篇
ワイドKCKiss各1巻 / 講談社
ジャンル:女性・レクチャー/ 好み度:★★★☆☆
SHERLOCKほか短文感想
2017年08月16日 (水) | 編集 |
2013-8
SHERLOCK ピンク色の研究 (カドカワコミックス・エース)
Jay.
同名イギリスBBC制作のテレビドラマシリーズのコミカライズ。原作となるドラマはコナンドイルのシャーロックホームズシリーズを基に、現代設定に焼き直し、エピソードも原作小説の内容を基にアレンジした内容。緋色の研究→ピンクの研究とかね原作ドラマ通りのストーリー構成、登場人物の造形もドラマ俳優にそっくりという徹底ぶり。絵は相当達者で読みやすい。ドラマ未視聴状態で読んだのだが興味が出て本編ドラマも視聴するほどだった。ドラマ視聴・未視聴に関わらずおすすめのシリーズ。「ホームズ」がスマホを使いこなしているシーンを観ると妙に感慨深い。複数巻。★★★★☆



2015-8
ゴロセウム(1) (シリウスコミックス)
馬場康誌
3枚の異星人の英知が詰まった円盤を巡り、ロシア国家を相手に土方歳三の子孫の青年・白き魔女と呼ばれるロシア女性・ラスプーチンらの戦いが始まる。・・でいいと思うんだけど。ロシアのトップが地球外生命体の英知を解読し鋼の肉体の超人類となり、ラスプーチンが持つ3枚目の円盤を奪取するため動く。一方ラスプーチンは土方歳三の子孫の青年とその弟子?であり敵と同じ英知を持つ女性に助力を求めるってかんじのはず。歴史・天体・武道・国家の陰謀様々な方面の要素が詰め込まれている。若干荒唐無稽な印象もなくはないがきちんと筋道を立てているので話しに入りやすい。悪の役どころの作品が多い印象のラスプーチンがこの話では世界の行く末を思う僧という人物像なのが印象的だった。複数巻。★★★☆☆



2014-8
擬似親子四コマ (バンブーコミックス WINセレクション)
東屋めめ
狼の青年が黒ウサギの子供を親として育てる疑似親子4コマ。仔うさぎは狼の青年を実の親子と思っているがもちろんそうではなく、狼の青年は仔ウサギの母がとてもおいしかったので、将来仔ウサギを食べるつもりで育てているという鉄板の設定。だが親子のフリが楽しくなり食べたいと同時に親としての愛情みたいなものも育まれてというこちらも鉄板の展開。親子にちょっかいを出すキツネ、仔ウサギと友達になる方向音痴の警察犬の子犬、警察犬学校の女性教官、仔ウサギの母親と縁のあるマッチョうさぎなどが登場する。基本ほのぼのな世界観だが食物連鎖の理は存在しているのでちょくちょくブラックな暗喩的ネタも挟んでいる。仔ウサギの両親のエピソードとキツネの役どころには驚いた。設定の組み立ての秀逸さに脱帽。★★★★☆


ReLIFE 1 (アース・スター コミックス)
夜宵草
無職の青年が特殊な薬の服用により10歳若返り1年間限定で高校生として過ごすという実験モニターをやることになる話。つまり成人が青春をやりなおすわけだが、本物の高校生相手に感じる10年の世代ギャップや、大人(の意識)だからこそ作れる人間関係を構築できる、ひいては社会生活でのあり方の見直しも・・ってのが肝なのかな。被験者たる主人公以外にもコーディネーター側の心情も出てくるみたい。絵は簡素。読みやすいのだが若干の物足りなさも。まあ青春ものだから凝った絵柄じゃなくてもいいんだけどね。複数巻。



2014-8
未完成ラヴァーズ(1) (シルフコミックス)
村崎 翠
高3のヒロインが中一男子に告白され断るも諦めずアタックされ続ける年の差ラブコメディ。好かれるきっかけは男子の喧嘩を仲裁、説教?をしたことからで、その場で告白されるはじまり。ヒロインは年上好きで年下男子は論外、だが男子がなかなか漢前なところを見せていくのでヒロインは心が揺らぐ。女子が年上の恋愛ものは既存作品でもわりとあるし他作品との差異が見られず個人的には印象が薄い。思春期の恋愛ものとしてのスタンダードな面白さはあるんだけどね。絵は綺麗で画面敵には堪能出来る。複数巻。


嘘つき王子とニセモノ彼女(1) (なかよしコミックス)
美麻りん
ある悪意から住処を追い出された一人暮らしの少女は、学校でも人気者の生徒会長に拾われ、一癖も二癖もある学園内のアイドル達たちのシェアハウスで住むことになる。ヒロインは目つきが悪く誤解されやすいぼっち体質という設定で、生徒会長がヒロインに声を掛けたのは寄ってくる女子避けということらしい。利用されたりやっかまれたりとヒロイン受難系ラブコメ。とはいえトラブルもわりと短いスパンでそれなりの解決を見るのでストレスはなく明るめの雰囲気。このセレブ設定は花男をちょろっと思い出す。こちらはメンツに女子もいるのがミソなんだが。複数巻。



2013-04
台湾 女ひとり旅 女ひとり旅シリーズ (中経☆コミックス)
ヒラマツオ
台湾を女性が一人旅をするというコンセプトだが、台湾に友人がおりその友人宅を拠点として旅を楽しむ内容。旅券や宿泊の手配など全部一人でこなしているわけではないのがちょっと題名の印象と乖離している。それはそれとして台湾グルメの情報が満載、かつ現地情報も丁寧なので食目的で台湾に行く人にはいいガイド本だと思う。



2016-5
ソードガイ・ヱヴォルヴ1(ヒーローズコミックス)
雨宮慶太 井上敏樹 木根ヲサム
ソードガイ続編。主人公は武装魔掃討の組織・処史代に属し片腕に一体化した武器を手に戦っている状況から始まる。前作のヒロインは敵に捕らわれ?行方不明のまま、なので今作は偶然主人公の討伐の場面に出くわした、別の刀匠の家の娘がヒロインになっている。主人公の腕は組織側にとっては諸刃の剣ゆえに監視者もいるがわりと人情味のあるタイプのよう。前作よりは展開はわりとシンプル、活劇描写は変わらず美麗で見応えがある。複数巻。