読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
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誰もしらない庭 他短文感想
2014年02月19日 (水) | 編集 |
2013年5月分1
誰もしらない庭 (マーガレットコミックス)
<あいざわ遥
少女の母親はピアノ教師をしており少年はその生徒だった。ピアノが上手くインドア系の少年、ピアノに熱心でなくアウトドアな少女。ある事件から互いに疎遠になり、少女の母親が死去後家を離れたが数年後、少女が家に戻ってきたことから二人は再会する。少女は母親の生前は見向きもせず荒らしてもいた庭の手入れを黙々と行う。庭とピアノと箱をキーワードに、多くのピースを組み合わせつつ現在の二人の関係を軸に互いの家庭の面々も絡めた人間ドラマが秀逸。人生の中のリアルな人間模様が漫然と描かれ読み応えのある内容。主人公の抱えたものが最後にわかり彼女の強さがうかがいしれる。★★★★☆


カレカノ ゴッコ (フラワーコミックス)
<八寿子
表題作他ガールミーツボーイ・ぼくのユウレイ収録。表題作は、派手目の容貌に地味な中身の主人公の女子と紹介された彼氏の話。遊んでそうに見られるが、実は恋愛経験なしで趣味が手芸と地味な主人公。かつてそのギャップで振られた経験から、現在の彼氏には悟られないようにと四苦八苦するが、という展開。彼氏側は一見天然ぽいイケメンだが実はけっこう曲者で、という感じかね。優しいばかりでもないのは確かだがSッ気が多いようなそうでもないような・・まあ読み手によって受け取り方が違ってきそうなキャラかな。変わらない自然な話運びと人物設定でするりと物語に溶け込める。★★★☆☆


探偵はBARにいる (マーガレットコミックス)
<藤井明美
同名推理小説原作。原作小説をもとにしたというより映画化された内容を漫画化したといったほうがいいのかな。北海道の都市を舞台に、うだつが上がらない系の探偵の青年が馴染みのバーで飲んでいるところに電話で一方的な依頼が舞い込むというはじまり。ちょっとくたびれた風貌で人脈もそれなりにあって不器用な正義感があるという画になる探偵像。作画・表現ともにレベルが高いのですぐなじめるし、原作がしっかりしているだけあってミステリとしてもドラマとしても読み応えあり。巻末には映画2作目の撮影現場ルポもある。小説も映画も観ていない人にはうってつけな作品。


センチメンタル*アンドロイド (フラワーコミックス)
<ももたまこ
表題作ほかねえ教えて君の味。・ケンカ、ときどきキス。収録。表題作は、幼馴染の男子が病死した1年後、母親の研究所で製作されたという男性型ロボットが主人公女子のもとにやってくる。彼は主人公の超絶不器用を矯正するためにやってきたというが。主人公は命にかかわる?ほどに不器用で、以前は病死した幼馴染がフォローしていた、という前フリからアンドロイドが来る理由が繋がるみたい。アンドロイドとの交流の合間に亡き幼馴染の思い出と主人公の成長描写が絡み、アンドロイドの本当の事情が明確になる構成。その事情、ちと強引じゃないか?と思ったりするが。表題作を含め、どの話も、ちょっとせつないハートフル系で、柔らかな印象を受けるキャラ描写が好ましい。★★★☆☆


会長、スキって言ってもいいですか? (フラワーコミックス)
<市川ショウ
表題作ほかマジメくんとバカヨちゃん・TEA TIME LOVERS収録。男性口調の凛としたタイプの生徒会長の女子と彼女を慕い忠犬のようにつき従う男子副会長の話。それまでの関係から互いの違う面を発見し間柄に変化が、というラブコメ直球な話。同時収録も含め可もなく不可もなくといった印象。安心感がある内容なのでとっつきやすさはある。個人的にはおまけの実録漫画のほうが興味深かった。


悪魔の苺 (フラワーコミックス)
<華夜
家計を助けるため創作物をネット販売する裁縫が得意で大好きな主人公の女子。フリルの可愛い系の服や小物が特に好きで販売商品もそのジャンルであり、常連客でメールでやりとりする人物が1人いる。そんな主人公が、学校の文化祭で使われる衣装を作ることになったのをきっかけに、不良と噂されるクラスメイトの男子と関わるようになる流れ。恋愛を絡めたサクセスストーリーというかあしながおじさん的な話。絵が綺麗なので主人公が作るふわふわキラキラの衣装は可愛らしく眼福。バランス良く綺麗にまとまった秀作という印象。


彼が彼女を作らない理由 (マーガレットコミックス)
<松本かおり
彼が彼女を作らない理由・アイマイミー・ボーダーライン・雨天決行・far away収録。表題作は、女たらしで自由人な男子とつるむ女子の話。傍目にはパシリ的女友達な立ち位置・・?から変化する関係の過程が主題かな。変化というより互いの認識までといったほうがいいのか。シンプルな画面構成、でも伝えたいであろうツボの部分は自然に魅せている。恋愛を含めた人間関係の描写はどこかしらリアリティがあり、いい意味で今時の青春を感じる。


その小説家はショコラでできている。 (フラワーコミックス)
<ミヤケ円
表題作他チョコレートレッスン・お嬢様のこしつじ・キミが見つけた恋の香り・囚われの指輪収録。表題作は、やたら甘いチョコしか作れない女性パティシエとチョコしか食べられない男性小説家の話。微艶傾向。絡み場面はムードがあって良いが、男性側のキャラが、浮世離れした感情の起伏が少ないのはいいんだけど表情が人形過ぎて感情移入しにくかった。他作品も含め、絵は綺麗だし体裁は良い。ちょい突き抜けた設定なり表現なりがあるのが特徴。著者のカラーなのかそういうコンセプトなのか。チョコというと体にかけるネタが多いのはお約束か。


Fakeー姫と王子のヒメゴトー (フラワーコミックス)
<文倉咲
表題作他キスチョコ・パステルDAYS・キミJACK・キエナイ夏★MAGIC収録。表題作は、見目が良いのが理由で女子たちにハブられていたため地味な偽装をしていた女子と、人当たりの良く人気者の美形男子の話。主人公の気持ちを汲み取る王子的なキャラの男子と、乙女的主人公の恋愛模様が多い印象。思春期の恋愛の王道な内容で、話は読みやすい。なんとなくヒロインのキャラになじめないのは自分の年齢のせいだろう;


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テーマ:漫画の感想
ジャンル:アニメ・コミック
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