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生き神のファティマ 水島ライカ
2017年08月13日 (日) | 編集 |


砂漠のオアシスの街には水を操る生き神の女性がいる。青年は代々その神に仕える一族で父の跡を継ぎ彼女の世話役となる。そんな中、生き神を奪おうと画策する2人の人物が現れる。水と砂漠と生き神を巡るオリエンタルファンタジー。

水源の支配が土地の支配と同義である砂漠の世界。そのオアシスの街には水を操る生き神として祀られる女性がいる。敬われているがほぼしゃべらず拘束された彼女は水断ちされて水源を見つける役割を負わされている。そんな生き神を管理する一族がおり、主人公の若い青年は父の跡を継ぎその役目に就任する。年若い主人公が跡を継ぐのは、生き神の近くに居続けると短命になるため。短命になる原因は水源を見つける能力に由来する。
そして生き神を狙う人物が2人。一人は自分を迫害してきた人々を見返すために生き神を奪う赤い髪の青年、もう一人は自国の存続のため生き神のいる国に戦いを仕掛ける他国の女王。赤い髪の青年が生き神を拉致し、世話役の青年がこれを追う。ちなみに赤い髪の青年は生き神のかつての恋人と似ている模様。それと同時に他国の女王が戦いを仕掛けていく流れ。
自分の欲で動く者ばかりの生き神争奪戦のようだが、主人公はあくまで役目として彼女を追っている・・でいいのかな。その辺浅い人間なのでくみ取れないのだが。生き神がしゃべれない空虚なキャラというあたりが絶妙な設定だと思う。
繊細で精密な筆致と細いフォルムのキャラデザインが、主題によく合い魅力を出しているように思う。個人的には絵柄も設定もなんとはなしに懐かしさを感じる作品。

水島ライカ
バンチコミックス / 新潮社
ジャンル:青年・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆
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