読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
2010年以前発行分の感想は本舎の漫画感想に、2017年以降分は漫画感想2017~にあります。
短文感想
2017年08月24日 (木) | 編集 |
2014-6
ハツ*ハル(1) (フラワーコミックス)
藤沢志月
モテるチャラ男は、恋愛トラブルを起こすたび鉄拳制裁をする苦手な女子に恋に堕ちる。そのきっかけは、その女子が幼馴染みのような関係の男性教諭に片想いをしていてその恋する表情を見たから。初めての恋を自覚した相手が他の相手を思っている状態で始まる、男子視点の恋愛物語。三角関係ものでいいのかな。ライバルの男性教諭はおっとり気質で現段階では女子のことは妹の認識のようだけど。丁寧でしっかりしたデッサンの絵柄。世界が変わるほどの胸の内の変化の描写や、ときめきの場面の構成が秀逸。少女漫画的な見せ場を作り物でなくリアルに魅せる技術がすごいと思う。ゆっくりとじっくりと恋愛模様を描く構成も見事。複数巻。★★☆☆☆


ひとりじめ~調教願望~ (フラワーコミックスアルファ)
響 あい
チャラ+モテ男子が主人公。親の再婚で、同じクラスの優等生女子が義妹になる。自分に辛辣な義妹にキレて襲い掛けたところ彼女は性欲が強く主人公に襲われたいとさえ思っていることを知る。要するにやりたがり男子のような脳内ということらしくそのリビドーに任せた言動はわりとガチ。だが自分を晒したいのは主人公のみという一途さ、かつ初心な面もあるのは少女漫画ならでは。翻弄される主人公もヒロインの言動も上手い。女子とて性欲はあるという主題を恋愛ものにうまく昇華させている。H込みの直球少女漫画の中では印象深い作品。あとヒロインの下着のデザインが異様に凝っていると思うのは私だけか。1巻のみかと思ったら続刊があった。複数巻。★★☆☆☆



2014-04
ぼくらは妻を愛してる : 1 (ジュールコミックス)
本田恵子
年齢も家庭状況も違う男性社員5人が女性社員をリーダーとする下着メーカーの既婚女性対象の新商品開発プロジェクトに参加することになる。社内で愛妻家という理由での抜擢だが彼らは何かしら問題を抱えている。婚約者の弟が小姑、一度の浮気で妻と冷戦状態、妻に先立たれた、妻の興味が子に移った、単身赴任で妻との関係が微妙・・といった具合。各々のプライベートの問題とプロジェクト進行を交互に描きつつよい方向に向かう構成かな。彼らのみならず女性リーダーの恋愛事情も複雑でそちらの展開も気になるところ。仕事と恋愛エピソードの絡め方が非常に秀逸。社会人の物語として読み応えがある。複数巻。


ブラッディ+メアリー 第1巻 (あすかコミックスDX)
サマミヤ アカザ
死にたがりの不死の吸血鬼と能力を持たないエクソシストの話。死にたい吸血鬼は自分を殺せるエクソシストの男子を見つけるが、人違いな上にエクソシストなのに能力を持っていなかった。吸血鬼を殺す方法を見つけることで協力体制?になるふたりだが、というはじまり。どうもエクソシスト男子の血は吸血鬼の能力を底上げするので常に狙われている状況、そして吸血鬼を殺す方法についてはエクソシスト男子が所属する機関が一枚噛んでいる模様。主人公たちが周囲の思惑に利用されているような背景があるパターン。血とゴシックの美麗系な絵柄。キャラ設定は記号重視だしつかみ所がなさすぎる。話運びも説明ばかりで曖昧。美麗なキャラと吸血鬼シチュエーションにハマれば萌える類の作品。複数巻。



2014-02
今夜、先生の腕の中(1) (フラワーコミックス)
真村ミオ
教師と生徒の恋愛もの。仕事優先で娘を邪魔者扱いする母親を持つ女子が男性教諭の元で暮らす話。当初は女子の不遇を教諭が自分の過去と重ねて放っておけないって気持ちからだったがいつの間にか恋愛対象に近くなったということか。社会通念的な横やりがほとんどなく、甲斐甲斐しくヒロインのために行動する王子との一線を越えない蜜月が展開。王子が悪い魔法使いに閉じ込められた姫を救うおとぎ話に近い。ヒロインの言動は良くも悪くも少女漫画的女子だなあ。正直リアリティは薄いが夢のような恋愛ものとして受けそうではある。複数巻。



2013-3
先生のいうとおり!! (あすかコミックスDX)
音中 さわき
表題作・どうせ未熟な子羊です・桜思い他を収録した作品集。表題作は、幼馴染み同士の数学教師と数学が苦手な優等生女子の恋愛もの。他は優秀なのに自分の教科だけが・・ということでガチの勉強会をするうちにヒロインが恋を自覚する展開かな。ゆるっと甘々。感情の起伏の少なめなヒロインの表情の変化が萌える(笑)あとは、元ヤンキー神父と彼の破天荒なキャラから追い出そうと試みる神父の師匠の娘の話、桜の精と少女の話。どちらも恋愛っ気もあるけどそれ以上に清廉な人間ドラマが見応えがあった。どの話も読みやすくするりと心に残る話だった。★★★☆☆



2013-2
ウソツキチョコレート(1) (別冊フレンドコミックス)
イアム 桜井まちこ
ケータイ小説原作?男性接触による蕁麻疹のため他者との交流が臆病になった女子は、ウソツキさんと呼ぶ青年と出会う。彼は女子が悩みを告げると心を癒やすというチョコを渡す。他者との交流に前向きになると落とされたり逆に避けていた方向から援護が来たりと塞翁が馬みたいな展開。実はすれ違ってたり誤解だったり勘違いだったり間が悪かったりってことが多く話してみたらわかったみたいな。同世代同士の恋愛を含めた交流から、ヒロインと青年の恋愛の話が進んで行くのかね。青春モノとしては読みやすい。複数巻。



2012-5
クジャクの教室 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)
高梨みつば
慕っていた美人の母が家族を捨てたことから人間不信ならぬ美人不信の地味目女子は、転校先のクラスで目立つ美少女・イケメン3人組と知り合うことになる。天真爛漫でズレているところがありある思い込み?から主人公にグイグイ入ってくる隣の席になった美少女と不信感をぬぐえなかった主人公が友達になるエピソードから、地味な子が美形たちの輪に入り仲良くなる話。主人公の設定が巧く物語に活かされていてリアリティがあり読み応えがある。複数巻。★★★☆☆



2016-01
ピンポンドライブ(1) (なかよしコミックス)
吉田はるゆき
卓球青春少女漫画。自分をかばって怪我をした双子の兄の代わりに兄に成り代わり卓球部に入る女子の話。ヒロインも元々卓球をやっていたが周囲の女子と浮くため辞めていたが本当は卓球がやりたいという背景がある。兄には憧れの選手がおり、共に卓球をやりたいという兄の願いの繋ぎとして男装したヒロイン。早々に部員達に性別がバレるものの、部自体は部員の数が少なく崖っぷち状態ゆえに所属を認められる。卓球に関しては久々に見る直球なスポ根ものならではの熱い展開。これに兄の憧れの選手との恋愛が絡むのだろう。複数巻。



2016-08
君は、オレが好きだって言ったらどんな顔するだろう。(1) (フラワーコミックス)
白石ユキ
モテメンの主人公がときめいた初恋の相手は男子・・・と思いきや実は男装している女子だった。女子が男装しているのは片思いのバスケ男子を追いかけて男バス部に入るため。そして主人公はその女子を追いかけて男バス部に入る。男子視点の少女漫画。女子の男装設定は正直甘いが少女漫画的見せ場のためのよう。恋愛模様が主題なので冒頭の経緯はスルーしてもいいと思う。恋愛において追われる側だった男子が追う側の立場になるいうシチュエーションを楽しむ内容か。繊細な絵柄による見せ場の演出は巧い。様々な恋愛シチュときめきたい読み手には良作。複数巻。

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