読んだ漫画の適当感想ブログ。現在2011年~2016年発行タイトル対象。
2010年以前発行分の感想は本舎の漫画感想に、2017年以降分は漫画感想2017~にあります。
短文感想
2017年09月19日 (火) | 編集 |
2012-9
市場クロガネは稼ぎたい(1) (裏少年サンデーコミックス)
梧桐柾木
自分の力で稼ぐ人物を尊敬する財閥の御曹司は、彼自身は自分で稼いだことがあるのかという問いをきっかけに、稼いだ金の総額で成績や進路が決まる学園に入学する。学園ものとマネーゲームを融合させた話。主人公は他者の才能を見抜くという超常能力設定があり奇策と人使いが卓越しているが学園内ルールを把握していなかったため借金からの学園生活がスタートする。マイナスからの成長譚のお手本的展開。理論と情熱のバランスがいい案配。複数巻。



光圀伝(一) (カドカワデジタルコミックス)
冲方 丁 三宅乱丈
水戸光圀の半生を描いた歴史小説コミカライズ。時代劇ドラマの黄門さまか歴史書の著者くらいしか知識がなかった人物。これを読む少し前にドラマのような公正な人物ではないっぽい?ってのが頭の隅にあったので意外とは感じず興味深く読めた。小難しくなく、でもドラマ性を感じる演出と構成。作画は迫力があり題材と合っている。予備知識亡く時代ドラマとして読んでも問題ないと思う。複数巻。



びーとれすっ (角川コミックス・エース・エクストラ)
長谷 敏司 redjuice
SF小説BEATLESSコミカライズ・・というかパロディ。主人公の青年とと主人公と契約した謎の少女と妹たちとの同居生活を描く話。正直コミカライズのほうより面白かったかも。パロディだとキャラがミニマム化すると同時にキャラも状況設定も冒頭からコメディに合うよう突き抜けるパターンが多いが、こちらは若干原作に寄せているように思う。登場人物のノリは可愛い。が、まあやっぱり原作読むなりして予備知識があったほうがいいかな・・?



2013/9
フイチン再見!(1) (ビッグコミックス)
村上もとか
昭和30年代小学生の「僕」が少女雑誌で「フイチンさん」という漫画と出会う語りから始まり、その漫画の著者である女性漫画家を主人公にした物語が展開される。売れっ子作家のころから話がはじまり、当時の世相や初の女性漫画家であることの様々な思うことや目標などが綴られていく。伝記ものでいいのかな。綿密な作画と確かな描写は見応えがある。複数巻。

サイレーン 
2017年09月19日 (火) | 編集 |


県警の機動捜査隊に所属する男性刑事と女性刑事のコンビは、仕事上の相棒であり、公言していないが恋人同士。そんな彼女らは、担当する事件の変死体発見現場で、ある美人と出会う。以来その美人は何かしら二人の周囲に現れるようになるのだが・・。
機動捜査隊というのはあらゆる事件の初動捜査を行う部署らしい。恋人同士であり仕事の相棒でもある二人が関わる事件のオムニバス形式かと思ったら、1つの事件をじっくり描く構成だった。
物語の始まりとなる変死体の事件がきっかけで出会う美女の奇妙さ、そして後々読み手からは犯人がわかり、刑事側と犯人側両方の視点で物語が紡がれていく。男性刑事の視点、女性刑事の視点、犯人とその周辺の視点と客観的視点が折り重なる。刑事ふたりは犯人にたどり着けるのか、犯人はどう仕掛けるか、が見所なのかな。犯人側の意図が不明瞭で、展開の先が見えるようで見えないところが興味深かった。

山崎紗也夏
モーニングコミックス全7巻 / 講談社
ジャンル:青年・ミステリ / 好み度:★★★☆☆
犬神姫にくちづけ 宮田紘次
2017年09月13日 (水) | 編集 |


魔物退治を業務とする部署に勤務が決まった女性が主人公。彼女は犬神を憑依させることにより退魔能力が発揮されるのだがその鍵は霊媒師の課長とのキスだった。退魔のお仕事+ドタバタラブコメストーリー。

オカルトな存在がある世界観。ある部署の部署に配属された新人女性。いわゆるドジ娘・押しの弱いM系。部署の業務は、魔物退治という荒仕事。ヒロインは当人では無力に近いが、上司である課長と口づけを交わすことにより犬神を憑依させ退魔能力が発揮されるという設定。
上司の青年は人の都合を考慮しない強引な、S系キャラなのだが、なんのかんのとヒロインは彼に惹かれてはいる。だがキスという初心なヒロインにとってはデリケートな行為が、仕事上の上だけで行われることにジレンマを感じるというのがラブコメ方面の軸。
退魔業務のエピソードと仕事環境のエピソードとヒロインの恋愛事情が展開されるオカルトアクションと社会人お仕事ものを合わせた内容のよう。ヒロインが犬神を憑けるということでわんこ属性・疑似主従ネタが見所なのだろう。
物語的にも登場人物の関係においても勢いがある構成が秀逸。好みはあろうが登場人物のキャラの活力は高い。

宮田紘次
ビームコミックスハルタ / エンターブレイン
ジャンル:青年・オカルト・コメディ / 好み度:★★★☆☆
のぶながちゃん公記 くりきまる
2017年09月13日 (水) | 編集 |


出奔した織田信長公の不在の間、影武者として信長公に成り代わったのは女の子でした、という戦国4コマコメディ。
戦国武将実は女子、という設定の漫画はいくつかあるが、こちらは影武者として信長にならねばならなかったのが女子という変化球ながら目新しい設定。
政略結婚を嫌った信長公が出奔してしまう。だが婚礼はノンストップ、誰か影武者をたてねばならなかったところ白羽の矢が立ったのが女中?の主人公というわけ。信長公自身の普段の装いが幸いしてごまかしやすい、信長公出奔の経緯を聞いてしまったがゆえの口止めも兼ねているという経緯。思ったより唐突ではないというか整合性はあるというか。
女の身で男として新婚生活を営まねばならないという難関を軸としたコメディなわけだが、設定だけ借りた内容かと思ったがわりと史実に沿っているエピソードも多々あるところが好みだった。影武者を画策した家臣達との突発ラッキースケベ的ネタも見所なのかな。いやわりとそのネタが多かったもんで。まあいくら鈍感でも性別バレるだろう状況でもバレないのはこの手のジャンルのお約束と言うことで(笑)
テンポが良くキャラが動くので4コマコメディとして楽しめる作風。予想より遙かに楽しめたというのが率直な感想。

くりきまる
バンブーコミックス4コマセレクション / 竹書房
ジャンル:4コマ・歴史・コメディ / 好み度:★★★☆☆
モンスター娘のいる日常 オカヤド
2017年09月13日 (水) | 編集 |


一人暮らしの青年はひょんなことからラミアなど人外女子たちと同居することになるファンタジー同居ラブコメ。
亜人種、半人半獣の幻獣のような種が存在する現在社会が舞台。亜人種の存在が認められて日が浅く彼らとの交流は始まったばかりという状況なので、亜人種が人間社会の留学はホストファミリーの家で同居生活を送るという仕組みがある模様。
そんな中、主人公である一人暮らしの青年があrアクシデントでホストに選ばれ、可愛らしい半人半蛇ラミアの女子と同居することになる、というはじまり。
後々その女子だけでなく、ハーピーやケンタウロスの女子とも同居する展開になる。つまるところ様々な人外女子と一つ屋根の下、主人公モテモテのハーレム同居ドタバタラブコメな内容。構成はありがちだが、ヒロインたちが人外故に個々の特性からくるトラブルやドラマなどが展開されていく模様。シリアスと受難コメディと健康的なお色気・萌え展開。ハーレムものとして王道っちゃ王道だが、ヒロイン達の快活なキャラが魅力的で読み応えがあるし主人公の誠実さも好み。
この本あたりからリュウは人外ものがカラーなんだなあと気付いたので、個人的に感慨深い作品であったりする。

オカヤド
リュウコミックス / 徳間書店
ジャンル:青年・ラブコメ・ファンタジー / 好み度:★★★☆☆